Windows11 24H2の設定を行っていて、「Window Manager\Window Manager Group」とは
何かを調査したので、調査結果を備忘録としてまとめておく。
Window Manager\Window Manager Groupとは
Window Manager\Window Manager Groupは、Windowsシステムのウィンドウの切り替え処理や
GUI処理の際に使われるグループで、通常管理するユーザーグループとは別物。
そのため、利用者側ではこのグループを削除したり手を加えることができない。
設定されている場所
Window Manager\Window Manager Groupは、ローカルセキュリティポリシーの
「スケジュールの優先度を上げる」の対象に割り当てられている。
もし、割り当てられていない場合はEdgeやOfficeなど一部アプリで不具合が起こったり、
システムが不安定になる可能性がある。
マイクロソフトの公式サイトにも同様の記載がある。

上記サイトは英語で記載されているが、日本語に訳すと以下の文章になる。
スケジュールの優先度を上げるユーザー権限を Administrators グループおよび Window Manager\Window Manager グループのメンバーに制限するのがデフォルトの構成です。
「スケジュールの優先度を上げる」ユーザー権限からWindow Manager\Window Manager Groupを削除すると、特定のアプリケーションとコンピューターが正しく機能しなくなります。特に、Windows 10 バージョン 1903 (またはそれ以降) を実行し、Intel GFX ドライバーを使用する統合メモリ アーキテクチャ (UMA) のノート PC およびデスクトップ コンピューターでは、INK ワークスペースが正しく機能しません。影響を受けるコンピューターでは、Microsoft Edge、Microsoft PowerPoint、Microsoft OneNote などで使用される INK ワークスペースにユーザーが描画すると、ディスプレイが点滅します。点滅は、インク関連のプロセスがリアルタイム優先度を繰り返し使用しようとして、許可が拒否されるために発生します。
「スケジュールの優先度を上げる」のポリシーは、Administratorsと Window Manager\Window Manager だけが設定されているのがマイクロソフト側で想定している状態であるため、
それに沿って設定すれば問題ないと思われる。
デフォルトでそうなっている場合は、変更してはいけないものとして認識しておき、
設計書にも記載しておく必要がある。