Windows PCに証明書をインストールする必要があり、権限の問題でGUIでのインストールが
できず、コマンドでのインストールを実施しました。
今回はその備忘録としてコマンドとその使い方を紹介します。
コマンド
インストールの時に使用するコマンドはこれだけで実行可能
※今回はルート証明書のインストールコマンドを記載。中間証明書は”root”のところを
“CA”に書き換えることでインストールできる。
certutil -addstore root "証明書のパス"
オプションを変える必要はあるが、アンインストールの時も「certutil」コマンドで実行可能
certutil -delstore root "証明書のパス"
上記のコマンドを実行した後に、正常に適用されたか確認するときは以下コマンドを使用
certutil -store "認証する証明書" | find "発行者"
発行者はコマンドプロンプトで「certmgr.msc」と入力→証明書マネージャで「証明書の検索」
から調べることが可能
説明
certutil 証明書関係のコマンド
-addstore 証明書の追加を行う
-delstore 証明書の削除を行う
-store 証明書ストアの一覧を表示
root ルート証明書をインストールしたいときに指定する
CA 中間証明書をインストールしたいときに指定する
certutilのオプションはかなりたくさんあるので、必要に応じて調べる必要がある。
最後に
今回は証明書の適用対象がOSマスタ1つだけだったので、GUIでも大して手間はかからないが、
適用対象が増えたときにバッチで対応する時にはかなり便利になりそう。
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