コマンドプロンプトでファイル差分を確認する方法

IT、仕事

今回はコマンドプロンプトでファイル差分の確認を行う方法を

備忘録として残していきます。

仕事で二つのファイルを比較して差異がないかを確認したかったのが
調べた目的となっています。

fcコマンドとcompコマンドを使う

ファイル差分を比較するときはfc,compのどちらかを使用します。

自分が使った時は、fcしか使わなかったのですが今後使うかもしれないし

両方とも記録しておきます。

fcコマンドとcompコマンドの違い

fcコマンドとcompコマンドの違いは簡単に言うと、

検索の細かさ

のようです。fcコマンドは行単位、compコマンドは文字単位

での比較になります。

調べてみたところ、行による違いだけで十分なことが多いため、
大体の場合はfcコマンドを使っているようです。

fcコマンド

fcコマンドは行単位で二つのファイルの違いを比較します。

比較した結果は変数ERRORLEVELに格納可能

fc test01.txt test02.txt

これでファイルの比較ができます。

差分がない場合は、「相違点は検出されませんでした」と出力されます。

オプションとして、2つ目の比較ファイルの後ろに「/c」を

追加することで大文字、小文字を区別せずに比較することもできます。

compコマンド

二つのファイルの差分を文字ごとに比較するコマンドです。

これも、結果を変数ERRORLEVELに格納することができます。

comp /a test01.txt test02.txt

「/a」は結果を文字で出力します。2つ目の比較ファイルの後ろにオプションで

「/c」を付けることで大文字、小文字を区別せず比較可能です。

他にも、「/l」で対象となる行も表示できます。

「/n」で行数指定もできます。

まとめ

今回はコマンドプロンプトでファイル差分を確認するためのコマンドをまとめました。

現状はfcの方が使う回数は多いですが、両方とも覚えて損はないかなと思います。

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